日本のアーモンドチョコといえば、明治とロッテが二大巨塔という感じですが、スーパーやコンビニで並べて置かれていると、どちらを買うか迷う時があるんですよ。
今回は、自分がどちらのアーモンドチョコが好みなのかを確かめるために、食べ比べしてみることにしました。
大きさはほぼ全て同じ
パッケージの大きさ、容量、原材料など、ほとんど同じです。
粒の数はどうでしょうか?
明治: 20粒
ロッテ:21粒
製品個体によって異なるかとは思いますが、1粒程度の差ということですかね。ロッテの方は空きスペースが広めに設けられている模様。
確か定価もそれぞれ200円~230円くらいだったかと思うので、1粒あたり約10円という計算。
アーモンドについて
ちなみに、写真だとキレイではないので掲載しませんが、アーモンドの大きさは粒ごとに異なるようです。天然物ですから均一ではないのは当然ですね。
ただ、後述の通りチョコレートとの比率を維持するために極端に小さいものは使われていないように思います。
両社とも、米国農務省が定めた最高基準を更に超えた厳しい基準でアーモンドを選定している、としています。
米国農務省の基準での最高ランクは「USファンシー」または「US No.1」と思われますが、いれにしても「不揃い」つまり形や外観が異なるものや品種が異なるものは5%以下になっている事は確かなようです。
あとは各社の基準によりますが、「ダブル」つまり一つの殻に2粒入っているもので、凹んでいたり平らなものはチョコレートとアーモンドの割合が崩れて風味に影響が出るため、除外されているように思われます。
出典:almonds.com
チョコレートの外観
粒数を数えた写真でも分かりますが、明治の方がやや明るい色です。
粒の大きさはほぼ同じ。
風味の違い
本題です。
明治のアーモンドチョコは、チョコレートの甘さがよく感じられます。
ロッテのアーモンドチョコは、甘さはやや控えめで、アーモンドの風味が良く感じられます。
一粒ずつ交互に食べたり、少し時間をおいて食べてみたり、水を含んで味をリセットして食べてみたり… 色々してみた結果です。
個人的には、
ロッテのほうが深みがあるというか、おだやかで大人の味という感じがして好印象でした。
明治はチョコレートがメインという風味なので、甘いおやつが食べたいとき、またはチョコレート菓子が食べたいときに選択肢に入る印象です。
それぞれ良さがありますので、ぜひ食べ比べてみてはいかがでしょうか!
おまけ
コイツの存在も忘れてはいけません。アーモンドピークくん。
これはグリコが発売しているアーモンドチョコで、明治やロッテよりも粒数が少なく価格も安いので、ダース感覚で手にとっている方は多いと思います。
チョコレートの風味は明治・ロッテよりもさっぱりしている感じがありますが、アーモンドをローストしながらキャラメリゼさせる製法をとっているため、チョコレートとは別の、独特の甘みが感じられるように仕上げられています。
出典:Youtubeグリコ公式チャンネル